医療資材の不足が続くなか、宮城県気仙沼市の女性たちがはじめた簡易防護服づくりが全国に広がっている。
東京都港区の済生会中央病院では、職員や看護師が激務の合間に簡易防護服をつくっていた。必要となる防護服は1日300着。少しでもスタッフの負荷を減らしたいという医師の声が、気仙沼のPR活動をしている女性たちの団体「気仙沼つばき会」に届いた。
数の多さに驚いたものの「まずやってみっぺしー(やってみよう)。震災でお世話になった私たちがやんなくてはダメだー(やらなくてはならないわー)。」という頼もしい声もあり、引き受けることに。済生会中央病院は、東日本大震災の際に気仙沼で支援活動を行っている。
簡易防護服の材料は厚手のポリ袋と養生テープなど。1着の製作に15分ほどかかる。4月末から始まったこのプロジェクトにより、2週間で約2500着を済生会中央病院やそのほかの病院に送ることができた。現在は、北海道や九州からも防護服をつくりたいという問い合わせがある。プロジェクトには団体でも個人でも参加が可能。
防護服支援プロジェクトHP:https://bougofukushien.com/
問い合わせ先:bougofukushien@gmail.com(原則としてEメールでのやり取り)
2020.5.11

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