岩手県県央部に位置する盛岡市、滝沢市、紫波町、矢巾町の行政や社会福祉協議会に所属する生活支援コーディネーターや地域福祉の担当者が、情報交換にWEB会議ツールのZoomミーティングを活用しはじめた。
きっかけは、5月11日、盛岡市社会福祉協議会の生活支援コーディネーターと紫波町社会福祉協議会の生活支援コーディネーター2人が、外出自粛下での活動の進め方についてZoomを使って情報交換をしたこと。翌週には、滝沢市社会福祉協議会のコーディネーターが参加。5月27日には矢巾町社会福祉協議会が加わり、緊急事態宣言解除にともなって、まもなく再開するサロンの準備や留意点などの情報交換を行った。
紫波町社会福祉協議会の菅波久美子さんは、「参加者が増えることで情報も気づきも増える。Zoomは画面共有機能を使うと、写真や資料をみんなで見ることができるので、説明と共有がしやすい」という。行事の写真を見せて説明に臨場感を持たせたり、制作中のおたよりを紹介したり、感染予防対策のチェックリストを検討するなど、移動時間が節約できて、かつ電話では実現できないことができると評価している。パソコンがない場合でも、タブレットやスマートフォンで参加できることも利点のひとつ。画面は小さいが最低限の情報は得られる。
まだまだ感染予防のために制約は多い。それでも、できることから始めよう。メンバーはそんな思いで輪を広げていきたいと考えている。
2020.05.29
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